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もう迷わない! 自動車保険の補償はこれだけ付けておけばOK

 2018/08/25 自動車保険の選び方
この記事は約 7 分で読めます。 9 Views

対人賠償や対物賠償、人身傷害に車両保険…自動車保険にはたくさんの補償があって、どれが本当に必要なのか迷ってしまいますよね。いろいろな補償を付けていると事故のときには安心かもしれませんが、補償を足していくとその分保険料が上がってしまいます。

車の使用状況や保険の目的によって必要な補償は1人ひとり異なりますが、一般的にこのラインが必要最小限でないかという補償内容と理由をこちらにまとめてみました。保険料を抑えたいときや、あまり使わない車に付ける最小限の補償が知りたいときに、ぜひチェックしてくださいね。

これだけ付けておけば間違いない、必要最小限の基本補償とは

まずこちらが自動車保険の基本的な補償です。

<相手方への補償>

  • 対人賠償
  • 対物賠償

<ご自身のケガ・車の補償>

  • 人身傷害保険
  • 搭乗者傷害保険
  • 自損事故保険
  • 車両保険

これらの補償は、自動車保険の柱となります。

このほかに、無保険車傷害保険という、無保険車との事故で自分や家族・契約車両に搭乗中の人が死亡や後遺障害を負ったときに補償される保険がありますが、ほとんどの保険会社で自動付帯される保険なので、今回は割愛しますね。

結論!自動車保険の必要最小限の補償とは?

いきなりですが、当サイトが考える自動車保険の必要最小限の補償はこちらです。

  • 対人・対物賠償・・・無制限
  • 人身傷害保険・・・3000万

もちろん、人によって必要な補償は異なりますが、基本的にはこの3つを付けていれば安心できるでしょう。補償を最小限にしておけば、その分保険料も抑えられますよ。どうしてこの3つが必要最小限の補償なのか、これからその理由を解説していきますね。

自動車保険の中で一番大切なのは相手方への補償

自動車保険の中でも、最も重要となるのは、相手への補償である対人・対物賠償です。この2つの保険金額は「無制限」で契約しましょう。まれに対物賠償の保険金額を500万で契約している人がいますが、相手が高級な商品を載せたトラックだった場合、賠償額は1憶を超えることもあります。

1憶を超える賠償金なんて、普通は支払えませんよね。でも、無制限で付けていれば、この分は保険で補償されます。実際、保険金額を500万から無制限にしても保険料はそこまで変わりませんので、相手方への補償は対人・対物どちらも無制限がオススメです。

自分や家族のケガは人身傷害保険を付けて実損払いで安心!

相手方への補償をしっかり付けたら、次はご自身の補償について考えていきましょう。自分側への補償も、ざっくり分けるとケガと車の補償の2つです。ケガは人身傷害保険を付けておくと、どんな事故形態でも安心です。

保険会社によっては自損事故保険や搭乗者傷害保険と選べるところもありますが、これらの保険は以下の理由からオススメしません。

搭乗者傷害保険 「日額払い」もしくはケガをした部位と症状に合わせて決められた金額が支払われる「部位症状別払い」など、定額払いの保険。受け取った保険金が実際にかかった治療費に満たない可能性がある。
自損事故保険 相手がいない単独事故でケガを負うなど、自賠責保険から保険金が支払われないときに補償される保険。こちらも定額払いの保険なので、この保険だけでは必要な治療費が賄えないことがある。

その点、人身傷害保険は「実損払い」の保険となっており、自分や同乗者が単独事故を含む自動車事故でケガをしたときに、病院から請求された治療費がそのまま補償されるので安心です。

こういった安心感から最近は自分側へのケガの補償は、人身傷害保険がメインとなっており、多くの保険会社で自動的に人身傷害保険がセットされるようになっています。

人身傷害保険の保険金額は3,000万円か5,000万円で付けている人がほとんどです。運転者が若かったり、養っている家族がいたりする場合は、残す金額も大きいほうがいいので5,000万で付けたほうが安心かもしれません。

逆に、必要最小限の補償でいい場合は3,000万で付けている人が多いようです。

車両保険を付けると保険料が2倍に!?車の使用状況に合わせてよく検討しよう

ご自身への補償は、ケガの補償以外に車への補償として車両保険を付けるかどうかが選択できます。車両保険の有無は保険料に大きな影響を与えるので、ここはしっかりと検討が必要です。
とにかく補償は必要最小限にして、保険料を抑えたいのであれば、車両保険は付帯しないほうがいいでしょう。

もちろん、車両保険がないと自車の修理費が自己負担となるので、必ず車が必要という方は必須の保険です。ただし、車両保険を付けると保険料は2倍近く上がることもあります。

車両保険にも種類があって、オールリスク補償の「一般条件」と「車対車限定危険(車対車+A)」があり、車対車限定危険のほうが保険料は安くなりますが、その分補償は狭く、単独事故や当て逃げ事故が補償されません。

たとえば、スーパーの駐車場に車を駐車していて、戻ってきたらぶつけられていた場合、相手がわからない当て逃げ事故なので、車対車限定危険では補償の対象外です。車両保険を付けるときは、この辺もよく考えて契約しましょう。

必要最小限の補償に特約を付けるならどの特約?

このように、必要な補償は人それぞれなのですが、一般的な必要最小限の補償は冒頭でご説明した以下の通りです。

  • 対人賠償 無制限
  • 対物賠償 無制限
  • 人身傷害 3,000万

このほかに、自動車保険はオプションで付けられる特約があります。

<自動車保険の特約例>

  • 弁護士費用特約
  • 対物全損時修理差額費用特約
  • 個人賠償責任特約
  • 代車特約

など

このなかで、最小限付けておけば安心という特約はこちらの2つです。

  • 弁護士費用特約
  • 対物全損時修理差額費用特約

理由は、この2つの特約があれば、事故解決が早まる可能性が高いためです。

弁護士費用特約 被害事故で相手方に法律上の損害賠償請求をするために依頼した弁護士費用や法律相談費用が補償される特約

弁護士費用特約が必要になるのは「もらい事故の」ときです。自分に過失のない事故だと、自分の保険会社が相手と交渉できないため、相手や相手保険会社と自分が直接交渉することになります。でも、保険や賠償の知識がないと相手と交渉するのは難しいですよね。

そんなとき、この特約があれば費用を気にせず弁護士さんに対応をお願いできますので、事故解決までの負担が格段に減ります。

対物全損時修理差額費用特約 相手の修理費が時価額を超えて、被保険者がその差額を負担したとき、その負担額に被保険者の過失割合をかけた額を50万円まで補償する特約

通常、相手への賠償責任は相手の車の時価額までとなります。でも、古い車の場合、修理費が時価額を超えることがあり、相手も修理して車に乗り続けたいという希望をもつことが多いです。

時価額を超えた修理費は法律上の賠償責任はありませんが、自分が加害者だったときなどは心情的に「時価額を超えた分は知りません」とは言いにくいですし、相手も納得できないですよね。

そんなとき、相手のために時価額を超えた修理費用を支払った場合、この特約があれば50万円を限度に自分の過失割合分は補償してもらえるので相手対応がスムーズに進みやすいです。

まとめ

これらをまとめると、自動車保険の必要最小限の補償はこちらです。

  • 対人賠償 無制限
  • 対物賠償 無制限
  • 人身傷害 3,000万円

特約を付ける場合

  •  弁護士費用特約
  • 対物全損時修理差額費用特約

必要に応じて車両保険などを組み合わせるとより補償の範囲が広くなります。ぜひ、参考にしてみてくださいね!

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