1. 自動車保険まるわかり辞典
  2. 自動車保険の選び方
  3. 自賠責保険(強制保険)と任意保険の違いは何? 自賠責保険と任意保険の補償内容を詳しく解説

自賠責保険(強制保険)と任意保険の違いは何? 自賠責保険と任意保険の補償内容を詳しく解説

 2018/08/25 自動車保険の選び方
この記事は約 5 分で読めます。 48 Views

実は、自動車保険には2つの種類があることを知っていますか?ひとつは法律で加入が義務づけられている自賠責保険(強制保険)と、もうひとつはドライバーが任意で加入する任意保険です。

この2つの保険は、補償範囲も違えば、請求する方法も違います。なので、運転する機会のある人は、ざっくりとでも知っておくと事故のときに手続きがスムーズですよ。こちらのページでは、自賠責保険と任意保険のそれぞれの特徴と違いについて解説していきます。

自賠責保険は法律で加入が義務付けられている自動車保険

自賠責保険に加入しないと罰則があるって本当?

自賠責保険は「自動車損害賠償責任保険」の略で、強制保険とも呼ばれている自動車保険です。この保険は、自動車損害賠償保障法という法律で加入が義務付けられており、この保険に加入していないと原動機付自転車(原付バイク)を含む、自動車を運転することができません。

違反した場合は懲役・罰金・免許停止などの罰則があり、自賠責保険証明書は車に常備しなければなりません。車検証とセットで車内に保管しているという人も多いですよね。交通事故が起こった際も、警察は必ず自賠責保険が付いている車かどうか、自賠責保険証明書を確認します。

補償は相手のケガのみで、保険金額(支払限度額)も少ない

自賠責保険は「交通事故の被害者救済」をおもな目的とする保険で、補償内容は「相手のケガ・後遺障害・死亡」に限定されています。つまり、相手の身体に対する補償のみとなるため、相手の車などの物損や、自分自身のケガ・車の損害に対しては補償されません。

さらに、相手のケガ・後遺障害・死亡の保険金額(支払限度額)には上限があり、十分とは言えない額です。

損害の範囲 保険金額(支払限度額)1名あたり
傷害 120万円
後遺障害 後遺障害の程度に応じた等級による。75~4,000万円
死亡 3,000万円

自賠責保険の保険料・加入方法

自賠責保険は、損害保険会社や保険代理店で加入できます。車の購入時や車検のときに自賠責保険への加入・更新手続きをして、車の購入代や車検費用とあわせて保険料を支払っている人が多いようです。

加入する保険会社やお店が違っていても、車種と地域、保険期間によって保険料は一律同じ金額となります。

自賠責保険の「被害者請求」とは

任意保険は、あくまで任意保険の契約者が保険金の請求者となり、被害者が加害者の任意保険を勝手に請求することはできません。その点、自賠責保険は「被害者請求制度」があり、事故の被害者が直接加害者の自賠責保険会社へ保険金を請求できます。

相手の自賠責保険情報は「交通事故証明書」に記載されています。交通事故証明書は自動車安全運転センターが発行業務を行っており、事故発生時、警察へ事故の届け出をしないと発行されませんので、事故が起こったときは必ず警察へ事故の連絡を入れましょう。

「任意」とはいえ、任意保険は車を運転するなら絶対に加入したほうがいい理由

テレビやネットなどでよく見かける「自動車保険は○○損保」というCMは任意保険の宣伝です。任意保険は自賠責保険と違って、法律で加入が義務付けられていません。でも、補償の範囲が広く、自賠責保険では補償されない物損事故や自分のケガなどもカバーできる保険なので、運転するなら必ず加入しておきたいですね。

自動車保険の任意保険とは何?

任意保険とは、対人・対物賠償や自分側の補償として人身傷害、車両保険など、事故によって起こりうるリスクを補償してくれる自動車保険です。

<任意保険のおもな補償>

  • 対人賠償
  • 対物賠償
  • 人身傷害保険
  • 車両保険
  • 弁護士費用特約
  • 個人賠償責任特約

など自賠責保険に上乗せする形で、各ドライバーが自分で保険会社や補償内容を選んで加入します。損害保険会社、保険代理店のほか、JA共済や全労済などの共済からも加入できます。

細かい補償内容や保険料、事故の際のサービス内容は各保険会社・共済によって異なり、保険の満期日に合わせて保険会社を乗り換えることも可能です。

契約者に代わって相手と示談・交渉をしてくれるのは任意保険

自分に過失のある事故の場合、任意保険に入っていれば任意保険の保険会社が契約者に代わって相手方との示談・交渉をしてくれます。本来、自分でしなければならない保険会社同士の過失割合交渉や、事故相手への保険金支払いなども保険会社がしてくれるので、金銭的な負担はもちろん、精神的なダメージも軽くなりますよね。

そのほか、任意保険に加入していれば、事故のときに車が動かなくなったときのレッカー搬送をはじめとしたロードサービスや、事故現場にセキュリティ会社の隊員が来てくれる事故現場かけつけサービスなどのサービスも利用できます。

まとめ

自賠責保険は最低限の補償で、事故が起こったときに十分な補償とは言えません。任意保険の加入は自由ではありますが、事故相手だけでなく自分や家族、同乗者を守るためにも、必ず任意保険に加入するようにしましょう。

\ SNSでシェアしよう! /

自動車保険まるわかり辞典の注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

自動車保険まるわかり辞典の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

管理人

この人が書いた記事  記事一覧

  • セゾンおとなの自動車保険は ロードサービスが充実しているダイレクト型自動車保険

  • 料率クラスとは何? 同条件でも翌年の保険料が上がることがあるって本当?

  • 保険を使うと家族にバレるって本当? 家族にバレない方法とは

  • 保険スクエアbang!で一括見積をする方法・流れと必要書類

関連記事

  • 事故のときに焦らない! 事前に準備しておきたい車内グッズ

  • ダイレクト型自動車保険が向いていない人とはどんな人?

  • 保険を使うと家族にバレるって本当? 家族にバレない方法とは

  • もう迷わない! 自動車保険の補償はこれだけ付けておけばOK

  • もらい事故に遭ったときに役立つ特約とは?

  • 料率クラスとは何? 同条件でも翌年の保険料が上がることがあるって本当?